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弊社ではたくさんのクラシックカーを整備しています。 メンテナンスも重要ですが、運転技術も大切です。
お客様の旧車を永く安全にお乗りいただくために 今回はギアチェンジ操作について少しお話しさせて頂きます。
お客様の旧車はギアを変える時、どうもシフトが入りにくい時がありませんか (特にシフトダウン時)
これはエンジンの回転と選択したギアのギア比があっていなく入りづらいのです。
最近の車はシンクロという回転差を調整してくれるものが発達してきているので無理矢理ギアは入りますが、シフトチェンジの度に、シンクロやギア、エンジンには負担がかかっているのです。
シフトアップ時の操作は、ギアを変えたいタイミングでアクセルを戻し、クラッチをふんでシフト、クラッチをつなげます、そしてアクセルをふみ加速 。
この場合、クラッチ操作は1度だけなので、シングルクラッチといいます。
特にシフトダウン時には、このシングルクラッチ操作では、回転が合わないので入りにくくなります。しかし、ダブルクラッチを踏み※回転をあわせてシフトするとすんなりギアが入ってくれるのです
※ダブルクラッチの時、”回転をあわせる” とありますが、なれてくると感覚、もしくは音であわせることができます。
といっても、どんな感覚、音で合っているのか初心者にはわかりません。
町乗りでは、意外と、このダブルクラッチ使うのです。
たとえば、上り坂の加速の時、下り坂のエンジンブレーキを使いたい時、 高速道路の追い越し時・・・。
それでは、実際のダブルクラッチの操作方法です (下記は4速で走行中に3速へシフトダウンする場合です)
まず、1.アクセルを戻す 2.クラッチを踏む&ギアをニュートラルにする
 3.クラッチをつなげる(戻す)&アクセルを踏み回転を合わせる 4.再度クラッチを踏む&ギアをシフトする  5.クラッチをつなげる

このように2度クラッチを踏むことでダブルクラッチと呼ぶのです
さらにダブルクラッチの必要性を数字でみてみると、、
そこで、ギア比からどの回転数で合うかを計算してみます。
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1速
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3.377
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2速
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1.860
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3速
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1.283
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4速
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1.000
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Reverse
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3.377
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上の表がJaguar Etype S-1 3.8のギア比です。
例えば2速から3速にする時1.283÷1.860で0.6897・・・になります。
つまり回転が67%になるのです。3000rpm時、2速から3速に入れると2069rpmになるということです。
逆に、3000rpmで3速から2速にする場合、1.860÷1.283で1.4497・・・になるので、 4349rpmで回転が合うのです。
シフトダウンする時はダブルクラッチで計算した回転に合わせるために空ぶかしを入れるのです。 そうするとシフトが軽く出来ます。
回転は計算よりも高めに合わせた方がいいです。シフト操作にタイムラグがあるからです。
147や156セレスピードなどは、マイナスシフトをすると、一瞬回転が上がるのは、 実は、このダブルクラッチをしているのです。
是非一度、お試し下さい。 きっと快適なドライビングがまっています 。 また、どうしても上手くいかない・もう少し詳しく知りたい方は、河口まで。
クラシックカーの楽しみ方T 記事はこちら→ http://www.jiron-auto.co.jp/253998.html
ジロン自動車 クラシックカー整備 係長 河口
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